エアコンは一台でもいいんです!
こんにちは。タツケンホーム新築設計課小野です。
最近我が家に多機能調理プレートがやってきました。
そのせいか食べ過ぎている気がするので体重計に乗るのは控えておきます😅
近年SNSの発達もあり色んな情報が手に入りやすくなりました🤔
そのため勉強熱心なお客様も多く、断熱性能や気密性能に関心がある方もずいぶん増えてきたと感じています。
この二点に力を入れるだけでも性能はぐっと良くなりますが、より快適にする方法はそれだけではありません。
そのうちの一つが「空調計画」です💁♂️
ひとくちに空調計画といっても、換気だけではなくエアコンの選定も大事になってきます。
また他のブログで書いてきたような高性能サッシや庇で直射日光を遮る事もとても大切なのですが、
その次となってくると、やはり内部の環境を整えなければなりません。
エアコンの効果を最大限に活かすための換気システムもあるので、順にご説明しますね😄
【目次】
- エアコンの能力選定
- 第一種換気システムのメリット・デメリット
- それ以外の方法
- まとめ
01.エアコンの選定
実はエアコンの畳数設定は数字通りではない事をご存じでしょうか?
例えば主に10畳程度とされていて目安が暖房8~10畳、冷房8~12畳とされている場合、下記のようになります。
・暖房でいうと木造南向きで8畳、鉄筋造南向きで10畳
・冷房でいうと木造南向きで8畳、鉄筋造南向きで12畳
引用:https://www.ykkap.co.jp/consumer/products/articles/4850 DAIKIN公式HP サポートページより抜粋
実は木造以外も表に含まれていたんですね、、、!なんとなくご理解できましたでしょうか?
ただこの数字は古い木造住宅は気密性が悪かったためで、現在の新築では断熱性も気密性も全く違います😲
つまり、今の家で畳数通りのエアコンを設置すると過剰な性能になりかねません。
逆を返せば20畳の部屋でも6畳用のエアコンで問題が無い、
いわゆる「エアコン一台で過ごせる家」というものもあります😌
一方でそれが成立するにはしっかりとした計算をして確認をしておくことが重要で、
きちんとエアコンの選定が出来ていないと電気代がかさむ・すぐに壊れてしまう事もあるので要注意です。
02.第一種換気システムのメリット・デメリット
01.でご説明したようにエアコンの選定は重要だという事をお話ししました。
エアコンの効果を最大限発揮させるために必要なものが「換気」、そして「熱交換」です。
換気には第一種~第三種まで三種類あり、今回は熱交換が使える第一種換気を取り上げますね💁♂️
熱交換とは外気を室内に取り込む際フィルターを通し室温の再利用をする仕組みで、
第一種換気は機械のみで換気を行うという方法です。
◎特徴
〇メリット
・室内の熱を再利用しながら換気ができる点で、
不快な外気温を取り込んだり快適な室温を排出することがない
〇デメリット
・こまめなメンテナンスが必要で、基本的に動かし続けないと結露して
水が溜まってしまう可能性がある事
03.それ以外の方法
基本的には第一種換気をおすすめしたいのですが、こまめなメンテナンスが必要ということもあり
あまり好みでない方もいらっしゃいます😥
その場合は多少気密性が下がりますが第三種換気をおすすめします。
こちらは自然に給気を行い排気を機械で行う方法となっており、
メンテナンスも容易でこちらの方が初期費用は安いといった特徴があります。
こちらの方法は一般的に採用されていることが多い方法ですね。😌
04.まとめ
いかがだったでしょうか?
エアコンの正しい能力選定、それを最大限活かす空調計画があってこそ
これらがうまくかみ合い「快適な住まいづくり」が完成します😉
そして長い目で見ると光熱費が浮いてお得(初期費用を回収できる)になるというおまけまでついてきます。
もちろんタツケンホームでも対応させていただきますので、お気軽にお声掛けください🙌
また、おうちづくり相談会や完成見学会も行っておりますので、ぜひご来場ください。
10/6現在、完成見学会はたつの市(10/19,10/20)でのご予約を承っております。
なお、時間帯ごとの先着順となりますのでお早めにご予約ください😌
兵庫県西播磨地域で新築住宅・リフォームをお考えの方は
タツケンホームまでお問い合わせください😀
完成見学会やお家づくり相談会など各種イベントも随時行っております。